2011年07月24日

おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦

前回のMONOGATARI⑥から約3週間が経ちました!
そして、本日パイロット万年筆さんから
○○おじいちゃんからお預かりしていた万年筆が戻って参りました~~~\(^0^)/
ほらこんなにきれいになってびっくり

パイロット万年筆の職人さん達には脱帽いたします\(_ _)
本当にありがとうございます(^0^)営業の方の言葉が思い出されました。
「うちの職人さんは、その万年筆が古ければ古いほど、思いが強ければ強いほど燃えますから!」

おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦

お預かりした時の画像はこちらです(^^;出来るだけきれいに撮りました(笑)
おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦
キャップのクリップ部分のゴールドがピッカピカですキラキラ
そして、首軸と胴軸が取れなかった状態がこのように開けられるようになっています。
おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦
当たり前の事なんですがお預かりした時は取れませんでした(^^;
中のゴムが腐っているからだと○○おじいちゃん自ら話していました(^^;)))
金属の鞘を外すと中からゴムのチューブがびっくり
おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦

これこそ、中パイプレバー式万年筆ですラブ
お預かりしていた万年筆の品番はFZ→R-W200となっていました。
これは1955年に発売された、パイロット万年筆の大ヒット商品だそうです。
こちらのサイトに詳しく載っています(^^)
中パイプレバー式万年筆は今のインクカートリッジ式の万年筆より以前のタイプです。
中パイプの先端のレバーを横に倒し、元の位置にレバーを戻します。
この動作を2~3回繰り返す事でインクが吸入ゴムに入ります。
写真の薄い緑色の部分がレバーで、これが破損すると修復不能になります(^^;
おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦

美しく生まれ変わった?ペン先ハート
おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦

クリップ部分も磨きが入っていて本当に素敵に蘇りました(^0^)/
おじいちゃんと万年筆MONOGATARI⑦

修理方法は以下になります!
吸入ゴム交換(¥1,050-)
吸入器補修
分解洗浄 組立直し(¥3,150-)

インキ出確認・調整

以上、合計4,200円(税込み)

○○おじいちゃんは、10万円以下で直るなら直したいとおっしゃっていたので
この金額は破格(^0^)ですね!

早速、お電話でご連絡を致しましたよ(⌒ー⌒)

前略

私:大変お待たせ致しました。万年筆が戻って参りました(と言っている途中から)

○○おじいちゃん:おおお、直りましたか?!本当ですか!?
           連絡が中々ないんで、もうだめかと思っていました。
           直ったですかー、いやいや、うれしいなぁー

私:お待ち頂いているのにご連絡が遅くてすみません。

○○おじいちゃん:いやいや、もう直った事が、もうそれだけで嬉しいですよ。うれしい・・・

と感無量な声。私も胸がじーーんと熱くなりました。

その後も、○○おじいちゃんは待っている間に1キロ痩せてしまったとか・・とか・・・とか・・・
途中で家の方が電話を代わって、万年筆をいつお届けするかの話になりました。

結論は、息子さんがいらっしゃる29日の金曜日になりました。
私はこの日の午後はザザシティで「親子で万年筆」のイベントをします。
それが終了したら、その『宝の万年筆』を持って○○おじいちゃんのお宅へお邪魔します(^0^)
対面した時のお話が⑧話になりますね♪

さて、どのような対面になるんでしょうか?



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